大手電気メーカー半導体事業部で制御系やＡＩの開発に２０年間従事してきました。

家庭にも恵まれ、幸せな毎日を送っていたところ、４１歳のときに最愛の妻が突然末期のスキルス胃がんを発症。なんとかせねばと医療の分野に関心を持ち、すこしでも妻の役に立てればと、理学療法士に方向転換したものの、３年後に妻は他界しました。

シングルファーザーとして娘２人を育てながら、福岡の病院で理学療法士として勤務している際に、終末期のリハビリテーションなどを担当しました。当時担当していた、末期がん患者さんから『これ以上治療ができんらしいけん、痛みを和らげるため鍼とかできんかね。』との言葉に、闘病で苦しんだ妻の姿を思い出し、鍼灸師を志しました。

昼は病院勤務、夜は鍼灸学校、合間に主夫業と大変でしたが、なんとか鍼灸師の資格を取得。その娘たちも無事に成人を迎え、以前から大好きだった奄美大島で不調の患者さんに寄り添いたいと「鍼灸サロン　あまリハ」を設立。

患者の不調や悩みに寄り添いながら、毎日全力で治療に取り組むマッサージ鍼灸サロンを目指しています。

リハビリや鍼灸治療など多様な技術を用いて、一人ひとりのお悩みに寄り添い、奄美大島と島人のために全力を尽くして症状を改善いたします。